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リアル相場

資金管理の必要性を理解する~損切は必要か~

損切は必要です。理由は明確です。損切しないトレードなど私の中では考えられません。

ナンピン、損を救出する方法としての両建てなど全否定するつもりはありません。

様々なトレード手法がありますから。

ただ、損切しないトレード手法も多く公開されていますが、それで成功するくらいならだれもが初めからトレードでうまくいっているはずです。

投資の世界で8割の人が損する理由

一般的に投資の世界では8割の人が損し、相場から消えていく、そして新たな参加者のうち8割が・・・・・・・、の繰り返しだと言われています。9割損しているという人もいます。

ではなぜ「買い」か「売り」かしかない投資の世界で8割の人が損することになるのでしょうか。

本来であれば5割ではないかと思うのですが。

感情トレードが原因

それは、「人の本能」に原因があります。

詳しい心理学のことはここではお話しません。そもそも私にはそんな知識はありません。

ただご自分でもお解かりになると思いますが、

「痛みを避けて喜びを得たい」と思いませんか?

私は思います。子供の夏休みの宿題と同様です。

大半の方は嫌なことは後回しにします。

これが本能的に備わっていると言われていますが、投資の世界においては、これは大きくマイナスに影響してきます。つまり

痛みの回避・・・・・・決済の後回し

喜びの取得・・・・・・利益の即確定

ということになります。

損したくないから損失の決済(損切り)は後回しにしてしまう。

結局とんでもない損になる、又は強制ロスカット・・・・・。

これが、8割の人が損してしまう理由です。

残りの2割の方は感情に任せたトレードを極力排除しているということですね。

どうすれば2割の側に入れるのか

では、どうしたら2割の利益が出せる側になれるのでしょうか。

ルールや手法も大事ですが、一番大事なことは、メンタルの強化や本能に逆らい、機械的にトレードすることです。

ここで言う投資とは・・・・・。

・利益を上げるために必要なことを

・常に決して揺らぐことのない信念で

・淡々と一貫性を持って継続して行う作業

です。トレードとは「作業」です。

感情云々で売買などしません。淡々と、粛々と、決して楽しいものではありません。

作業ですから淡々と同じことを繰り返します。

目標達成のためには「一貫性」が非常に大切になってきます。

相場を100%予測することはできない

前章の投資の中にある真実の中で100%相場を予測することはできません。

そして、人は痛み(損)を避けて喜び(利益)を得ようとする、とお伝えしました。

つまり、投資では自分のシナリオどおりに価格が動いていないときは、感情に流されずに相場から撤退するべきだということです。

なぜなら、予測と違った方向に価格が動き、更に損を避けてじっとこらえて強制ロスカットを待つ、ということになりかねないからです。(痛みを避ける。)

であれば自分の想定どおりに価格が動かないときはさっさと損切りし、次のトレードに備えたほうが利益を出しやすいと思うのですがいかがでしょうか。

含み損(塩漬け)を抱えたままでは、人はまともなトレードはできなくなります。

経験ありませんか?損失をなんとか取り戻そうと躍起になってトレードをするが、結局感情トレードになってしまい、更に損失が増える・・・・。

これって、相場で負けるための最大の「コツ」であると言えます。

そもそもシナリオ通りに価格が動かなければ、自分の手法がそのトレードにおいて機能しなかったことを意味します。

その時点で撤退しない意味が無いと考えます。

着実に利益を増やしていくためには、毎回のトレードでどれだけの損失を生む危険性があるのかどうか?を知る必要があります。

個人投資家の多くは、どれほど大きい利益を上げられる可能性があるか?

こればかり考えています。そうではなく、どれだけ損をしないか?を把握していくことが大事です。

相場において確実なものなど一つもありません。

ただし、損切りを設定することで自分が許容する損失だけは限定することができます。

つまり、リスクは限定できるのです。

トレードはビジネスと同じ

トレードで儲けるというのはどういうことでしょう。

トレードをビジネスと考えてみましょう。

よく、ブログなどのプロフィール欄に、

趣味・・・FX

などと書かれているのを拝見します。

もしこのように考えていたり、自分もそう他人にふるまっているのなら、改めた方がいいと思います。趣味では大金は儲けられません。

読書で金儲けは出来ないですよね?サイクリングでも儲けられません。

ブログで集客して.......という方法は今の時代であればできるかもしれませんが....。

自転車好きが講じて自転車屋さんになるなど、趣味が仕事になることはありますがトレードはそう言った類のものではありません。

相手は世界中のトレーダー。それも勝ち続けているトレーダーばかりです。

それでも趣味として立ち向かいますか?それで勝てると思いますか?

トレードはビジネス

トレードはビジネスです。

そして、よく言われる言葉ですが、「損失は経費」です。

・売上だけが発生する会社なんて存在しません。

・売上を得るために広告を出して悔しがることなんてことはありません。(むしろ効果を期待します。)

損失は経費、利益は売上、強制ロスカットは倒産。

経費を削減(早めの損切り)し、売上を伸ばしましょう(利益確定の先延ばし)。

そうすれば倒産する確率は少なくなります。

下記はトレードを一つの会社運営と置き換えた場合、必要となってくることを上げてみました。

・資金管理(資金繰り)

・規律ある心理状態(社員研修)

・損切りの徹底(経費。変動費ではなく固定費)

・ルールの検証・徹底(事業計画)

・取引記録(帳簿)

どうでしょう。トレードも一般の企業と同じだと思いませんか?

どれが抜けてもうまくいきません。全ての作業がかみ合って利益を出していくのです。

趣味程度の意気込みで儲かるなんて思ってはいけません。

利益出したかったら真剣に取り組むしかないんです。

「わかっちゃいるけどねぇ」とか「趣味のままでいい」というなら、それで一向に構わないですが・・・・。

「わかっちゃいるけどねぇ」で止まってしまう人は、まだまだ目標が定まっておらず、真剣でないのではないでしょうか。

リスクを受け入れる

損切りを設定する。

これはよく言われることです。だけどただ気分で損切りのストップ注文を入れればいいのでしょうか?

・・・・・・・違いますよね。

そんな方法では無駄に損失が増え、いわゆる「損切り貧乏」になってしまう可能性もあります。

本屋さんで売られているしっかりとしたFXの書籍でさえ「損切りはエントリー値から100pips下に設定しましょう。」などと書かれている書籍を見ることがあります。

果たしてこれでいいのでしょうか?

考えてもみてください。

買った価格から100pips下に損切り設定したとして、価格は下落し敢え無く損切り。しかしその後上昇し、結局損切り設定していなければ利益が出た・・・。

こんな状況の時、どう思いますか?すごく悔しくないですか?

「ああ、120pips下に損切り置けばよかった・・・。」

「そもそも損切りなんて置かなければよかった・・・。」

こう思いますよね。そうなると今度は悔しいあまりやみくもに買いエントリー。すると今度は急落・・・・・。

結論を言うと、「100pips下に設定する。」という方法は、何の根拠もなく、一貫性もありません。

ただただ、気まぐれに損するために設定しているだけです。

そもそも、これって単なる個人的な問題であって相場の原理に則していないと思いませんか?

起こっている事実は相場です。

だから、相場から読み取れるものしかトレードするには信じてはいけないはずです。

つまりこれでは継続して利益を出していくことは到底できないはずです。

では、どうしたらいいか?

簡単です。

「根拠あるポイントに損切りを設定する。」

根拠がある損切りを行えば、自分でも納得して損失を受け入れられるはずです。

では、根拠あるポイントとはどんなポイントでしょうか。

それは、自分がエントリーした理由・シナリオが崩れるポイントです。

こう考えれば、例え損切りに合ったけど、その後上昇し、結局利益が出なかったとしても、悔しくないはずです。

そして当然のことと納得できませんか?つまり、もともとその上昇は使用している手法では取ることができない上昇だったわけです。

こうすれば平常心のまま次のトレードに挑んでいくことができます。

なんと言ってもポジションが損しているか、利益が出ているのか、ちょこちょことチャートを見る必要もなくなります。

下がれば2%内での損失、上がれば未知数の利益が発生しているわけです。

では、根拠あるポイントについて、お伝えします。

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