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リアル相場 相場の原理原則

長期保有のススメ

ドル円は膠着状態です。長期移動平均線は上昇、中期は下降。短期はよくわからない。

上にも下にも動き出す可能性があります。

どっちに行ってくれても乗るつもりですが、個人的には今はメジャーサイクルの天井想定。

ここからサイクル終了に向けて調整下落を始めるのではないかと想定しています。

プライマリーサイクル(ドル円は21週前後)が始まってから今週で6週目。それよりも小さなメジャーサイクルは7週前後と想定。

今のところは下落を想定しているわけです。

いずれにしても、動き出した方に乗ります。

ところであなたは短期トレーダーでしょうか?長期トレーダーでしょうか。

トレードには様々な方法があります。1分足で行う人もいれば時間足で行う人。

長期と言っても2,3日を長期という人もいれば1年を長期という人もいますし、短期と言ってもスキャルピングのことを言う人もいればデイトレードのことだという人もいます。

その人の生活形態によっても、資産の量によっても様々なトレード方法があると思います。

 

だからどれが正解でどれが間違っている、ということは言えないですが、少なくとも15年以上トレードしてきた私が思うのは、

「勝ちトレードを捉えたらとにかく持ち続けろ!」

ということです。

そうしない限り、人より抜きんでて、より大金を手にすることはできません。

利益を出すのには必ず時間が必要だからです。そして、手を加えずに利益の成長をただひたすら見守ることです。

そして利益を出すには必ず値幅が必要です。値幅は上に動いたり下に動いたり、波を作りながら形成されていきます。

そしてその積み重ねが「トレンド」となり、より大きな波を形成しています。

つまりトレンドに乗るにはポジションをより長く保有し続ける必要があります。

だから、勝ちトレードを捉えたら、とにかく持ち続けることが大切です。

5分足で相場を捉えたら、60分足での立ち位置を確認。60分足の後は4時間足、日足、週足と一段一段ステージを上げていくのです。

 

twitterなどのSNSではどうしてもデイトレードでの勝利が華やかに投稿されています。短期間で大金を得ているさまは輝いて見えます。

でも、トレードの目的はどれだけ短時間で儲けたかを自慢するものではありません。

人に知られようと知られてなかろうと、利益を出し続けることが目的です。

 

何を言いたいのかさっぱりわからない、という方がほとんどかもしれません。

なので長期保有が楽で大きくとれるということをもう一度考えてみます。

 

短期トレーダーが、110.5で買って110.6で決済。10pips儲けます。

111.5で売り、111.2で決済。30pips儲けます。

そして112.8で買い、113で決済。50pips儲けます。

この間、全勝というわけではなく、何回か損切にも合います。

一方で長期トレーダーはうまくトレンドに乗るために、何度か損切にも合いましたが、

110.5で買って、113円で一部を決済。短期トレーダーほどの枚数ではないが、250pips儲けます。

しかも一部決済なので、残りはさらに上昇した時のために保有。

 

。。。。。短期と長期、どっちが楽でしょうか。トレードする枚数の差はありますが、どっちがpipsを稼いでるでしょうか。

短期トレーダーがトレードしなかった110.6から112.8の値幅はもったいなくないですか?

長期を推奨する私からすると、この値幅を取り逃すことはあまり合理的ではないような気がします。

短期でも当然稼げている方はいるので、一概には言えないし、人によって得意の時間足も違うので何とも言えませんが、

寝る前に、全部決済するようなトレードよりも、それを持ち越して更なる利益を育てるトレード手法。

こちらの方が、楽に、大きく利益を得ることができると、私は断言します。

 

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