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サイクル論 リアル相場

サイクルからの天井を下位足でとらえる方法

こんにちは。久々の投稿です。今後は極力アップしていこうと思います。EUR/USD、と言わずほかの通貨ペアもですが、サイクルの天井なのではないだろうかと思わせる上昇がありました。どんなものでしょうか。まったりとみていきましょう。

サイクルは何週目?

サイクルは何週でしょうか。

EUR/USD週足

前回の安値から考えて今週は26週と考えます。比較的上昇一辺倒でしたね。ここら辺で上昇にも陰りが見え始めているように思えます。サイクルの天井と考えてもおかしくないような状況。もちろん絶対ではないですが、天井ではないか?と疑うこともできます。では、この環境をどう生かせばよいのでしょうか。

赤の水平ラインは一つの節目ととらえることもできます。左側の安値とレジサポが反転しています。

サイクルの天井と思われる値動きを捉える方法

本来は日足を見てトレード、というのが通常ですが、今回はすっ飛ばして4時間足を見てみます。

トレードできるレベルでの環境認識

EUR/USD 4h

左側はサイクル天井に向かう上昇で、高値と安値をきれいに超え続けています。むしろこの環境をブログでアップするべきではありましたが・・・。

しかし後半は高値安値を超えてなだらかに下落を開始しています。この4時間足レベルでは下げの兆候が出始めています。もちろん、長期の移動平均線も上昇しており、まだまだ上昇の勢いはなくなっているわけではないのですが、今回はサイクル天井ではないか?という優位性がありますので、売りを検討してもよいと思います。

4hで見ると、高値を超えるかどうか?の高値圏で活動中です。今後前回の高値を超えるような値動きとなれば一旦売り狙いは終了となりますが、さらにここから下落を開始するのであれば、売りのタイミングを計っていきます。

以上が4hでの環境認識です。

では、さらに下位足を見てエントリーポイントを探っていきます。

下位足でエントリーポイントを探る

では、エントリーできるタイミングはどこにあるのでしょうか。

EUR/USD 60m

少しごちゃごちゃした相場に見えます。

直近の値動きを見ると4hでは見えなかったですが、ダブルトップを築いているのがわかります。ダブルトップの高値を見ると少し超えているのでちょっと残念ですが、4hレベルでは高値圏。十分にトレードが可能な誤差だと考えます。

エントリータイミングはダブルトップのネックラインを下回ったら、となります。なぜなら、4hでの高値を高値と認識できるのは、下位足での安値割れだからです。

大きな波に小さな波で乗る、というのはそういうことです。大きな波の高値は、小さな波でダウントレンドと認識できるタイミングで確定ができます。なので、ネックラインを割ったら安値更新となりますので売りエントリー。今回の相場ではもしもネックラインを割れればすべての移動平均線も下向きに向きをそろえることになります。

ネックライン割れはエントリー。もしも割らずに上に行けば何もしません。損切は直近の高値。

来週寄り付きで窓が開かずに下向きに動いていけばいいのですが・・・。

まとめ

上記考察はもちろんぜったではありません。当然ネックライン割れしたあとに上昇し損切なんてこともあります。そしたら残念なだけです。

ただ、優位性があるトレードを繰り返していけばおのずと結果は出ると思います。必ず単体の時間足だけを見てトレードするのではなく、一つ上や二つ上の上位足を見ると、迷うようなことも少なくなるはずです。

 

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