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EURUSD

サイクル論

EURUSD 大局の見方を知る

相場を大きく見ることができれば、楽に大きくとれるはずです。トレンドが合致すればトレード回数を減らし、楽にゆったり利益を出すことができます。

私ができるだけ多くの方に伝えたいと思っているトレードは、せわしないスキャルピングや、生活の片隅にいつもチャートを見ないといけないデイトレや短期売買ではありません。

まさに、トレンドを見極め、お金に働いてもらい、必然的に利益を得ていくスタイルです。

そのためにはまずは大局を知る必要があります。大局がわからなければポジションを育てることもできません。

例えば今のEUR/USDでお伝えします。

EUR/USD 週足

私が大局を見るのに使用しているのはサイクル理論です。詳しくはこちらをご覧ください。

ある一定の安値をカウントしていくと上記の縦ラインを引くことができます。上記のチャートの期間は2010年6月から2021年3月。この期間に17本のメジャーな安値がありますので、平均すると縦ラインの間隔は33週でした。

つまり、2010年以降、EURUSDは平均して33週でプライマリーサイクルを形成していることになります。今のサイクルは6週目。まだまだサイクルは始まったばかり。

サイクルスタートから常に上昇してきましたね。

下位足を見ている方にとってはかなり上昇して、とてもじゃないけど買っていけない局面ですが、サイクル的に見てみるとまだまだ上昇の余地はあり。もちろん下落調整も開始する可能性もあります。

今後の相場はどうなっていくのでしょうか。縦ラインだけだと把握しづらいので、波線を付けてみました。

赤の一山はプライマリーサイクルが3~4個合わさって形成された中期サイクルです。一山に赤の縦線、つまりプライマリーサイクルが3~4個。そしてチャートの下にある青の矢印の期間はその赤の一山が3つ集まって形成されている長期サイクルです。

ちょうど真ん中らへんで長期サイクルが終わっており、新たな長期サイクルが始まったと考えられます。

そして、現在は中期サイクル二山目。さらに二山目のなかの3つ目のプライマリーサイクル。

この波のように今後チャートが形成されていくとするならば、今回のプライマリーサイクルはアップしていくと考えることができます。

実際にどうなるかはわかりませんが、プライマリーサイクルにしろ、中期サイクル、長期サイクルにしろ、再現性のある分析方法です。

半年に一回ほど、長期レベルまでの相場観を紹介していますが、結構、その通りに動いたりします^^。

ぜひ、参考にしてみてください。

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