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コラム

スワップ利息狙いは通用しないのか?

スワップ投資の可能性と魅力

スワップ派の存在とその変遷 トレード歴の長い方ならご存じかと思いますが、リーマンショック以前は「トレード派」か「スワップ派」かという二分されたスタイルが主流でした。

しかし、急落相場でスワップ狙いのポジションを持っていた投資家が為替差損によりロスカットされる事態が続出。以降、スワップ派というスタイルは表舞台から姿を消してしまいました。

スワップ利息は本当に意味がないのか? それでは、スワップ利息狙いの投資法はもう時代遅れなのでしょうか? 私はそうは思いません。資産運用の一つの方法として、今でも十分に「アリ」な戦略だと考えています。

確かに、為替変動はスワップによる利益を簡単に飲み込んでしまいます。実際には、スワップを主目的にポジションを取るというよりは、売買の結果としてスワップがプラスだった、あるいはマイナスだったという程度の捉え方が主流でしょう。

スワップ金利の現状 以前と比べてスワップ金利は大幅に縮小されました。たとえば、リーマンショック前にはポンド円を1万通貨保有していれば200円/日のスワップが得られたのに対し、現在では5円/日程度しか得られません(FX会社によって異なります)。

このような現状を見ると、スワップを主目的とした保有は難しいように思えます。

ランド円の魅力 それでも例外はあります。それが「ランド/円」です。

現在、ランド円は1万通貨保有で5円/日のスワップが得られます。一見ポンド円と同じに見えますが、大きな違いは通貨価格にあります。

ランド円は現在7円前後、ポンド円は150円前後で推移しています。 つまり、ランド円は0円が見える通貨ペアであり、下落余地が限定されていると考えることができます。仮に1万通貨購入して0円になったとしても損失は7万円で済みます。一方、ポンド円では1万通貨で0円になった場合、157万円の損失になります。

このように、リスクを限定しやすいランド円は、スワップ投資に適していると言えるのです。

利回りとリスクのバランス 現在の金利で計算すると、1日5円、月150円、年1,800円の利息が得られます。

銀行預金よりは高いものの、リターンとしてはやや物足りない印象も否めません。

しかし、価格が7円から8円に上昇すれば1万円の含み益が出るため、値上がり益との組み合わせであれば悪くない選択肢になります。

トルコリラ円の注目ポイント 現在の市場環境で注目すべきもう一つの通貨ペアが「トルコリラ円」です。

トルコリラ円は現在7.5円前後で推移しており、スワップの元となる政策金利は10.5%(令和4年11月時点)。1万通貨保有で、スワップが高いFX会社では30.2円/日のスワップポイントが得られます。

月906円、年10,872円。10万円の資金でこの投資が可能であり、利回りはおよそ10.8%。

トレードで年利10%以上を安定的に出すのは簡単ではありませんが、このスワップ投資なら何も考えずにポジションを維持するだけでリターンが得られます。

シンプルかつ強力な投資手法 このシンプルさこそがスワップ投資の最大の魅力です。

トレードに疲れた方や、安定的な運用を求める方にとって、スワップ投資は再検討に値する選択肢かもしれません。

 

 

この魅力、わかる人にはわかるはずです。

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