どうしても待てずに売買してしまう。このような意見や悩み、よく聞きます。私もたまに陥ります。
同じ経験をしている人も多いと思います。
何気ない悩みのように聞こえますが、投資にとって、これってかなり致命的な欠点です。
投資とは、「待つ」ものです。
ずーっと待ち続けるものです。そしてある瞬間だけ、つまりサインが出たときだけ行動するものです。
何を待つんでしょうか。
1.自分が売買しようとする環境、チャートが形成されるまで待つ。
2.エントリーサインの出現を待つ
3.損切りポイントか、利食いポイントに到達するのを待つ
エントリーするために待つ。エントリーしたら今度は、損切になるまで、もしくは利益を確定しても良いと言える時まで待つ。
このように投資の行動全ては、待つことを前提にして成り立っています。
投資を続ける限り、待つことだらけです。
そんな投資の実態がある中で、「待つことができない」という悩みは、
実は投資が成り立たなくなってしまうことになります。
待てないから負けているのであれば、逆を言えば「待てるようになれば勝てる」
と言えるかもしれません。
「投資とはただ待つもの」
それが前提条件なのだと気づき、待てる投資家になってください。
待てない理由は様々です。
・今回こそが今年最大のチャンスだ!
・今回はいつもと違う。逃したくない!
・ポジションが無いのはつまらない。ドキドキしたい
・負け続けて悔しい。早く損を取り戻したい
こんなところでしょうか。
しかしあなたはすでに待てなかったら負ける。ということを今まで散々経験してきていると思います。
エントリーしようとした時、したくなったときは過去のこのことを思い出して、とどまるように努めてみて下さい。